amazonで衝動買いをしてしまった「答えのない質問 DVD-BOX(初回限定版) 」(*1)。日々節約に情熱を燃やし精進を続けるドロシーになんと説明しよう。
(*1)¥17,955 (税込)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BR2M3A/
「そんなに高くなかったよ」って言ってみる? いや、いくらドロシーでも箱入りでDVDが6枚も入っていたら高そうって思うだろう。昨日も節電自慢を嬉々としてしてたしなぁ。
ううう、心が痛む。取り消そうかなぁ。でも、ずーーと、高校生の頃から欲しかったからな。あああ、この物欲、取り消せない。「英語の勉強」って言ってみようか?でも買ったという事実は消せないし。 「君にも役に立つと思ってさ」と言ってみる?いや、彼女はこんな理屈っぽい話は嫌いなんだ。ああ、荷物の受け取りを会社にしとけばよかったかな?でも会社に私物の荷物ってのもなんだし。
Satoru曰く、
「ははは。ご愁傷様です。こういう家のためには、"宅急便さりげなく配達サービス"ですね。ご主人の携帯電話に連絡して、近所の公園で受け渡しますとか、一枚一枚にわけて、毎月一枚ずつ送るようにしますとか。」
っち、面白いじゃないか。
「旦那、例の物」と覆面の男。「あ、ああ。」とあたりを見渡す私。公園のブランコの向こうに夕闇に浮かぶ高層マンションが見える。
ああ、妄想が膨らむ。
mac曰く、
「ご依頼の荷物、本日の立川行き最終電車内でのお届けとなります。3両目の2番目のトビラ近辺にお立ちください。なお、お届けの関係上、かばんを網棚に置くことをお忘れないよう、よろしくおねがいします。」とかメールが来ちゃったりして、
まったく。
本の方は、高校生の頃に、古本屋で買った。それなりの値段がしていたような気がする。
目次
- 音楽的音韻論
- 音楽的統語論
- 音楽的意味論
- 曖昧さの喜びと危険
- 20世紀の機器
- 大地の詩
「第3章 音楽的意味論 II」の、「ベートーヴェンの<<田園>>交響曲を外部的で非音楽的なあらゆる隠喩から分離させて、純粋音楽としてきくことが可能だろうか?」という問い、「第4章曖昧さのよろこびと危険」でのベートーヴェン、シューマン、ショパン、ベルリオーズ、ワーグナー、そしてドビュッシー<<牧神の午後への前奏曲>>」へと続く曖昧さの量的変化の系譜。
ああ、なんて理屈っぽいんだ。持っている中でも好きな本・大事にしている本の筆頭。
大体、タイトルがいいよ。"The Unanswerd Question" ものすごく20世紀的な感じがする。
(2006年2月16日, mixi 改)
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